2007年4月、
生保業界のトップセールスが集うビッグイベント、
MDRT日本会神戸大会の全体会に、
ゲストスピーカーとして出演したときのことでした。
参加者数、2000人強。
全体会は、初日のメインが私、2日目のメインが新井満氏。分科会も含め、蒼々たるメンバーが神戸に集結していました。
会場の神戸ポートピアホテルに着いて、打ち合わせで会場に入った瞬間、まず会場の広さに感動。
ステージに立ち、会場を見渡して、さらに感動。
緊張と共に、内側から自然に湧いてくる喜びの感情に浸っていました。
それはちょうど芝居の初日の幕が開く直前の緊張感にそっくりでした。とてつもない緊張を、喜びやテンションに変える演劇の経験が、こんな時に役立ったのです。
そもちろん、2000人という規模での講演は、過去数百回を越える講演体験がある私にとっても「自己新記録」ですから、これだけの多数の人たちと感動を共有できるのかどうかなど、なんの保障もありません。
しかも参加される全員が、全国から選ばれしトップの人たち。
意識の高さは半端じゃない方々です。
しかし私は、長い待ち時間の間、緊張という名の感動を胸に秘め、私と観客が一緒に創る感動の舞台をイメージしながら、とても静かな気持ちで迎えのスタッフを待つことができました。
そして登壇。
巨大スクリーン4面に映る私の映像。会場が一体となる瞬間を何度も感じながら、あっという間の1時間のスピーチが終了。
その時、奇跡が起こりました。
2000人のスタンディングオベーション。
私は、舞台の上で鳥肌が立っていました。
私も自然に客席に向かって拍手をしていたのだけは記憶しています。
鳴り止まない拍手の交換がしばらく続きました。
今まで、全国の様々な企業様に講演をする中で、たくさんの感動を共有してきましたが、その集大成のような圧倒的な拍手の渦でした。

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